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気になる科学ニュース調査 EXTRA


「気になる科学ニュース調査」は幅広いジャンルの科学ニュースを扱っています。IT、バイオ、ナノテクなど以外のコラムもこんなにあります。

ジャイロスコープ:フーコー振り子からセグウェイ、さらに… 12/15
ブリキのおもちゃから自動車、船舶、体感ゲーム機、飛行機、ミサイル、そしてあのセグウェイ(ジンジャー)に至るまで、バランスをとっているのはジャイロスコープといわれる一連の装置です。これは100年以上も前に科学者フーコーの考え出した二つの装置と原理を同じくするのもなのですが、いったいどういったものなのでしょう?

ナノ、ピコ、フェムト、アト…見えてきた超短時間の世界 12/7
化学反応の最高潮でいったい何が起こっているか、つい最近まで、そのことはほとんど知ることはできませんでした。しかし、最近のフェムトパルスレーザーのおかげで、そこで何が起こっているかを垣間見ることができるようになってきました。こうして描き出された分子の「出会い」とは非常に生き生きとしたものでした。

家庭のコンセントから宇宙へ繋がる 宇宙太陽光発電衛星構想11/24
テレビや携帯電話のように電磁波で情報を送るというのはありふれた発想ですが、電磁波の一つであるマイクロ波で電気を送ろうという計画もあります。宇宙に太陽光発電所をつくり、そこから電気をマイクロ波で地上に送ろうというのです。20年ほど前に騒がれ、しばらく耳にしなかったこの計画ですが、また最近になって多くの国の政府の関心を集め始めているのです。

超低温の世界は量子ワンダーランド 10/20
超低温でのみ現れる物質の第5番目の状態、「ボーズ・アインシュタイン凝縮」は、非常に興味深い現象です。例えば、BECでは、量子的な性質がほとんど同じになるため、複数の原子集団が一つの原子のような振る舞いをします。他にも超伝導や超流動という異様な振る舞いもこのBECが関わっていると考えられています。最近では、ブラックホールや超新星との類似が指摘されています。さらに原子レーザーなどは、今大きく発展しているナノテクノロジーなどに大きな貢献をするでしょう。BECはここ数年で最も大きく成長した物理の研究分野です。

銀河系の中心からウインクしたのは誰?やっぱりブラックホール9/15
 以前から、他の銀河と同じように、銀河系中心にも大きなブラックホールがあると考えられていました。ところが直接見ることのできないブラックホールの存在を示すのは容易なことではありません。ところが、ブラックホールの境界である「事象の地平」ギリギリのところから、私たちに投げかけられたメッセージに注目して、その存在を示す有力な報告がされました。

ヒトデに大きな可能性を見出すバイオミメティクス 9/1
思わぬところに、可能性は隠れているものです。海底に存在するヒトデの仲間に、光に非常に敏感なものがいます。けれどヒトデには目はありません。科学者も長い間、その謎に首を傾げていたのですが、その答えは骨格にある結晶構造にあることが分りました。また偶然にもこの仕組みは、人間が最近になってつくるようになったものですが、この最先端技術とブリトルスターとを比較すると面白いことが分かってきます。

LED照明に浮かび上がる21世紀の姿 8/11
21世紀の照明だと期待される白色LED。LEDの可能性は照明だけにおさまらず、他にもディスプレイなどへ応用できます。今、有機ELディスプレイというのが注目されて、多くの企業や研究機関が研究開発していますが、実は有機ELディスプレイの背後に、もっと大きな市場と可能性が見え隠れしているのです。

竹馬、酔っ払いは二足歩行ロボットへのヒント 8/4
 竹馬に乗ったとき、そして酔っ払ったときは、立ち止まらずに歩いた方が安定性を保つことができるという経験は誰でもあるでしょう。人が歩けるのは筋肉と神経の情報伝達がしっかりしているためで、ロボットに真似できないような芸当だと考えられることが多いのですが、一方で重力などのもっと基礎的な物理法則だけで説明できるような歩行というものがあるのも確かです。この歩行について研究するにはさまざまな意義があります

猛獣の前で踊るガゼルと紅葉に共通するものは? 7/21
  紅葉について、色素となる成分の化学式を書くことは簡単です。ところが、紅葉する目的は何なのかということは、ほとんど調べられてきませんでした。それぞれ違った色をわざわざつけるのはなぜでしょう?血液の色のように、意味のないことなのでしょうか?そこで、紅葉の目的を考えた生物学者がいます。チーターの前でわざと余裕の踊りを見せてチーター狩の意欲を失わせるサバンナのガゼルのように、紅葉には、害虫に対する警告の意味があるのではと報告しました。

太陽ニュートリノ問題の解決は深遠なる謎への入り口 7/14
  太陽から発せられたニュートリノについて、実際に観測できる数は、理論上で予測されるものよりずいぶんと少ないものでした。それがなぜかは30年以上謎のままでした。実はこの原因は、ニュートリノが巧みな「変装」で多くの科学者を欺いていたことにあったのです。しかし、今回の発見により、ようやくこの問題に終止符が打たれました。

華麗なる恐竜絶滅理論 7/7
 ある宇宙生物学者が、物理公式や惑星の軌道データをコンピュータにプログラムして、太陽系モデルをつくっていました。そのコンピュータモデルのシミュレーションで年代を遡っていたところ、約6500万年前から太陽系の様子が変わるという結果がはじき出されました。ところが誰も予想していなかったことに、この計算結果は、恐竜の大量死があった時期と偶然にも一致しているです。そこでこの学者は、年代が一致した理由を考え、結果を報告しました。

水に浮く「水滴」 6/30
 水滴をあるパウダーでコーティングしてやったところ、まるでゴムボールのような形で静止しました。しかも、面との摩擦が少ないため周りの影響に敏感で、この性質を利用して、薬の性質や環境汚染の度合いの評価などの、ミクロ流体工学に応用できると考えられています。また、普通の水滴のように「すべる」のではなく「転がる」ため、遠心力によって速度に応じドーナツ型になったりピーナッツ型になったりします。これは天体の不思議な形を説明するキーになるとも考えられているのです。

飛べないといわれた昆虫のロボット・ショック 6/23
 かつて昆虫たちは、航空技術者に理論上は飛べるはずないと言われていました。ところが比較的最近になって、なぜ昆虫があれほど機敏な動きが出来るのかという理由が分かってきました。実は飛行機とはずいぶんと違った原理で飛んでいるのです。また、この原理を利用して、まったく新しいタイプの飛行ロボットをつくろうと考えられています。

DNAメッセージ・イン・ア・ボトル 6/23
 まだ見ない知性を持った生命が拾ってくれることを期待しながら、自分のDNAと手紙、写真などを宇宙船に乗せて、太陽系を越えて、宇宙の果てへと飛ばす・・・。自分の書いた手紙をビンに詰めて海へ流すという発想とちょうど同じような夢のあるプロジェクトが、ヒューストンのあるベンチャー企業によって行われようとしています。


「恒星/惑星」の話をややこしくする天体 6/16
今までは太陽系の外の宇宙でも、太陽系のような恒星と惑星のモデルが典型的だと考えられていました。ところが最近、太陽系はとくにシンプルな例で、宇宙にはもっと複雑な惑星系が存在していることがわかってきました。とくにその話をややこしくしているのが、巨大な惑星ともできそこないの恒星ともつかない「褐色矮星」の存在でした。


ハチの距離感覚と「8の字ダンス」 6/9
近いものは速く動いて見え、遠いものはゆっくりと動いて見える、あまりにも当たり前のことで、わざわざ科学的に説明しようとも思わないかもしれません。しかし、当たり前だけに盲点となりやすいこの現象に注目して、ユニークな実験を通して、ハチのコミュニケーションである8の字ダンスに、新しい意味を付け加えた生物学者がいます。

星の泡を吹き出す誕生 6/2
太陽系からはるか彼方の宇宙で生まれた星の奇妙な行動に、多くの科学者が注目しています。この発見は、今まで信じられてきた星の誕生について見直す必要があるかもしれないという点でも興味深いのですが、他にも注目すべきことがあります。それは、星の誕生というような大きな出来事が、人の寿命くらいのわずかなあいだにおこっているということです。もしかすると宇宙というのは、今まで考えられてきたようなゆっくりと変化していくものではなくて、もっとダイナミックなものなのかもしれません。

「平ら」な宇宙 5/19
  最近、「平ら」な宇宙像というものが注目されています。この宇宙像はビッグバンにはじまり、そして、今もさらに加速しながら膨張しているというものです。しかし、いったい「平ら」とはどういうことなのでしょう?それに、どうして平らだと分かったのでしょう?

温暖化と不確定要素 4/28 
温度上昇が5年の間で、最高3.5度から5.8度まで引き上げられたことは、私たちにとっては、温暖化の進行がより顕著なものになったと感じられます。しかし、この上方修正について、気候科学者は必ずしも私たちと同じような視点から注目しているわけではないのです。

人間が引き起こした温暖化の証拠 4/28
つい先日、二酸化炭素の排出などの人の活動と温暖化との関係を示す報告がされました。二つの研究グループがそれぞれ別々に報告を行ったのですが、両方とも海洋の温度上昇に注目し、これは人の放出した温室効果ガスの影響なしには考えられないと結論付けたのです。

金は地球外生成物? 4/28
みなさんが大切にしている金やプラチナといった貴金属に対して、実は科学者は長い間頭を悩ませてきました。というのも、金やプラチナといった重い原子の物質は、いったいどこからやってきたのかということに対して、科学者の間でははっきりとした見解が打ち出せていなかったからです。

オーロラ騒ぎと最近の太陽の事情 4/21
  四月をむかえた始めの週に、アメリカの南西岸の人々は、いつもと違った異様な夜をむかえていました。それもそのはず、夜空に美しいオーロラが見られたのです。しかし、この珍しい現象は、もっとスケールの大きな出来事の一部分にしか過ぎなかったのです。

「へそ曲がり」レンズとマイナスの屈折率 4/21
 レンズのおもな役割といえば、歴史的に見ても長い間、ぼやけたものをハッキリ見せたり、小さなものを大きく見せたり、光を集めたりといったものでした。しかし、今回紹介されたのはこれらとはまったく違うものでした。

火星の全盛期を探れ 4/14
 たえば高解像度カメラは、火星の地表に水が流れた跡をたくさん見つけましたした。また、MOLAは火星にエベレストの二倍ほどもある山を見つけましたし、深さが10Kmほどもあるようなクレータも見つけました。

ザトウクジラとビートルズ 4/7
 私たち人間のファッションと同じで、ザトウクジラたちも流行に敏感なのです。だから、群れの中でほとんどのオスが同じラブソングを歌っているときはそれを歌い、ひとたびメスに人気のある新しいラブソングが流行り始めると、そのラブソングを歌い始めるというわけです。

ゴッホの足取りをつかめ (ショートコラム) 3/24
 ゴッホのスタイルというものは、想像力によるのではなく、あくまで自分の目で見たものをスケッチするというものです。そして、この5枚の夜の絵も例外ではなく、現実に対し非常に忠実に描かれているのです。それを科学の視点からものぞき見ることができるのです。

帆船で宇宙を旅しよう 3/17
  宇宙を帆船で旅するとは、なんとも夢のある話だと思いませんか。この帆船はソーラー・セイル(solar sail)とよばれ、従来の宇宙船とは大きく異なるものです。例えば帆船の特徴にあるように燃料が必要ありません。

英会話教室へ行く必要はありますか? 3/17
  子供というのは、私たち大人より何か優れた能力を持っているのでしょうか?私たちにないような特殊な能力のおかげで、子供たちはなんなく第二外国語を覚えてしまうのでしょうか

南極の氷の下に眠る知られざる生命 3/3
 海から生命がはじまったとするなら、エウロパには生命が存在するかもしれません。こんな魅力的な天体はなかなか存在しないのですが、今のところエウロパへの調査の予定はハッキリしていません。しかし、地球上にエウロパにそっくりな場所が存在し、科学者はここに注目しています。

瞳の奥に見えるもの2/24
 この現実の世界にも、瞳を見ることで、赤ん坊の頭の中を覗き込むことができる科学者がいるのです。たとえ赤ん坊自身が意識していようといなかろうと頭の中が分かってしまうのです。
(読者からの意見が届いています。こちらから見ることができます。)


映画より深刻-地球の危機 2/12
 ちょっとまえに、隕石衝突物の映画ラッシュがありましたが、あれもまんざら嘘じゃないんですよ。むしろ、かなり深刻で、実際のところ多くの科学者は、その迷える小惑星が地球に衝突し、地球を壊滅的な状況に陥れると考えているのです。

先祖は遠く宇宙から... 2/9
この実験により、生命は宇宙空間ではじまったという信頼性がより高まったのだ。今までに地球の生命は宇宙からやってきた隕石によってもたらされたといった生命飛来説は、確かにあった。しかし、これは数年前まで、科学者の大多数はバカげた説だとして、SFの代物か何かとしてまじめに議論するようなことはなかった。ところが、今回の発見により、そのことは、もはやSFで笑い飛ばすわけには行かなくなった。

「ますます肩身の狭くなる”惑星”冥王星」 1/25
 もし冥王星が1930年でなくて1980年に見つかっていたら、間違いなく惑星とは呼ばれなかっただろうというのが学者の一般に言われることです。そんなバカな、と思うかもしれませんが、ある博物館では最近冥王星が太陽系の惑星のリストからはずされました。


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