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有機ELの科学;ホタルの発光から量子効率まで
導電性高分子
有機ELディスプレイ
有機トランジスタ&プリンタブル集積回路
電子ペーパー
液晶ディスプレイ

 

有機ELの科学;ホタルの発光から量子効率まで
最近話題になっている有機ELディスプレイは蛍光やりん光を利用したものだ。にわかには信じがたいが、有機ELディスプレイもホタルの光もその発光原理は共通しているのだ。身近なルミネッセンス現象を取り上げ、有機ELディスプレイとどのような共通点や相違点があるのかをみてみよう。

導電性高分子
以前では高分子が価値を見出せなかったような分野でも、導電性高分子の登場で、様々な可能性が生まれつつある。例えばコンピュータデバイス材料というのは、真空管がその役目を終えてからというもの、ずっとシリコンなどの無機結晶半導体の一人舞台だった。しかし導電性高分子の登場によって、必ずしもそうとは言えなくなってきたのだ。

有機ELディスプレイ
今のディスプレイは「薄型&フラット」がセールスポイントになっているが、じきにフラットではなくて「フレキシブル」というのが流行るかもしれない。有機ELディスプレイというのは、電気を光にかえる「エレクトロルミネッセンス」という現象を利用したディスプレイだ。...

有機トランジスタ&プリンタブル集積回路
最近になって事情が変わってきた。急速に展開してきた有機エレクトロニクスにより、無機結晶の半導体ではなく導電性高分子を使ったトランジスタなどが試作されるようになってきた。いずれはプラスチックで出来た集積回路がインクジェットプリンタやハンコといったお手軽な装置で大量安価に作ることが可能になるだろう。

電子ペーパー、電子インク
電子ペーパーというのは、10分の数ミリ程度の厚さしかなく、電気的な手段でデータの表示・消去が可能なディスプレイである。見た目はクリアファイルの中に紙が挟まれているかのようで、液晶ディスプレイなどと比べても非常に見やすい。しかも、軽くて消費電力も小さいときている。

液晶ディスプレイ
とにかく薄型という点に関しては、CRTでは置き換えることができない。それもそのはずで、LCDはCRTとはまったく異なる原理にもとづいているのだ。具体的には、液晶分子のどういう性質を利用してLCDはできているのだろう?
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