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ナノテクノロジー 関連企業・研究機関



 ナノテクノロジー、ナノテクノロジーと言ってみても、それ以前に基礎研究がしっかりしていないことには、やはりナノテクノロジーの成功を望むことは難しそうです。それにナノテクノロジーというのは、さまざまなビジネス分野、研究分野に関わってくるので、企業や研究機関もさまざまな関わり方をしています。そのため、「ナノテクノロジーをやっている企業」というのを探すのは意外に難しかったりします。そこでこのページでは世界各国から、ナノテクノロジーに関係する研究機関や企業のサイトを集めてみました。


 -アイコンの説明-
  ・・・「気になる科学ニュース調査」からの関連記事です。
  ・・・「こちらは気になる科学探検隊」の外部へのリンクです。


               翻訳サイトの紹介が別ウィンドウで開きます。


IBM Research Center Nanoscale science department(英語)
初めて原子を使ってIBMと名前を書いた企業でおなじみのこの会社。さまざまな研究部署がありますが、その仲の一つにこの"Nanoscale science department"というものがあります。物質の構造解析のためのSTM(scanning tunneling microscopy)やAFM(Atomic Force microscopy)といった重要な技術を開発してきました。また電子ビームリソグラフィーといった技術やナノエレクトロニクスデバイスも開発中。現在はカーボンナノチューブに重点的に取り組んでいる。
 - IBM Research Center


Hitachi Advanced Research Center(英語)
日立の研究機関。ヒタチの次世代ビジネスを担うために基礎研究をしている機関。コンピュータサイエンスや量子測定法、新素材開発など、ナノテクノロジーにつながる研究をしている。最近の研究成果をこのサイトで公開している。とくにガリウムを使った「原子細線」の研究は世界的にも有名。その内容紹介はこちら
 - HITACHI

NEC
 あのカーボンナノチューブを偶然世界ではじめて発見したのは、このNECの研究員。姫路工業大学、セイコーインスツルメンツなどと共同研究をしています。集束イオンビームを使ってナノサイズのワイングラスやコイルをつくってデモンストレーションしたことは有名。そのときのプレスリリースはこちら
 - NEC

富士通研究所
2000年にナノテクノロジー研究センターを設立したのがこの富士通。もともと半導体関連で培ってきた量子ドットなどの技術を利用して、量子暗号や量子通信技術、バイオナノセンサーといった分野に力を入れていくのでしょう。ナノテク研究センターを設立したときのプレスリリースはこちら
 −富士通

NTT Basic Research Laboratories
NTTのR&D部門。量子光学や量子物性といった情報通信関連の研究から、マテリアルサイエンスやデバイスサイエンスと幅広く手がけている。情報通信の分野でもナノテクノロジーが大いに役立つということが分かるサイト。
 NTT


Research in LaSIE
大阪大学のこの研究室では、光学メディア(ホログラフィックメモリなど)の技術を応用して、ナノサイズの「ウシ」をつくったことが有名です。そのときのプレスリリースはこちら
  - 大阪大学 河田研


国内のその他の研究機関
 ・JST:科学技術振興事業団
 ・アトムテクノロジー研究体
 ・AIST ナノテクノロジー研究部門 

Zyvex(英語)
一番最初の分子ナノテクノロジーの会社と自負するZyvex。企業の目標は、原子レベルで自由自在に物質を作り上げていく技術を確立していくことにあるようです。たとえば"exponential assembly"という、自己増殖するナノロボットアームの作成を一つの目標にしています。その意気込みはこのページを見れば分かる。この手では有名なナノテク関連企業。
 - Zyvex

Center for Nanotechnology(英語)
NASAのナノテクノロジーに関する研究機関。ナノテクノロジーはいろいろなことを可能にしてくれるわけですが、NASAほどその多様さが必要となる組織はないでしょう。エレクトロニクスや、光ネットワーク、量子コンピュータなどのコンピュータモデル、プラズマ研究といった基礎的なことまで幅広く研究している機関。ホームページも、目的やギャラリーなどがしっかりしていて秀逸。
  - NASA


OMM(optical micro-mechanics)(英語)
MEMS(micro-electro-mechanical-system)の技術によって光スイッチなどを開発し、光統一ネットワークの確立を目指す企業。
 - OMM

Pacific Northwest National Laboratory(英語)
アメリカのエネルギー省に所属する研究機関”Pacific Northwest National Laboratory ”のナノサイエンス/ナノテクノロジー研究開発部門。ブルックヘブンやオークリッジといったアメリカの有名な研究機関と連帯している。さすがにアメリカはナノテクノロジーを国家の使命としているだけはある。ナノテクノロジーの各分野の紹介や、研究報告の公開などサイト自体も充実している。
 - PNNL


Stoddart Group:Research Index(英語)
カルフォルニア大学(UCLA)の化学系の研究機関。self-assembly, rotaxanes, molecular machinery, dendrimersといった、ナノテクノロジーならではの研究をしているところ。
 - UCLA


アメリカと日本のナノテクノロジーについての方針比較

Molcular Nanotechnology Research in the U.S. and in Japan(英語)
日本とアメリカはナノテクノロジーに関する資金の額ではそれほど差がないのかもしれませんが、その方針などは何かと比較されるところです。あえてといった感じがしますが、なかなか深く考察して比較しているページを見つけたので紹介します。日本がアメリカとくれべれば、いかにヒエラルキー的か一目瞭然。アメリカの未来予測を行っている民間信用組織"Coates & Jarratt"のサイトから。
 −
Coates & Jarratt


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